日本を代表する女性写真家・石内都の写真集『Mothers』。複雑な家庭環境に育ち、異国の雰囲気漂う横須賀での青春、そうしたやるせない日々の喪失感を胸に撮影した『絶唱、横須賀ストーリー』、以降『APARTMENT』『連夜の街』と次々に代表作を発表、1990年以降は、対象を「街」「建物」から「ヒト」「モノ」へと変えて、それらが有する不可視の背景やストーリーを「接写」を通じて描写するスタイルで『1・9・4・7』『ひろしま』、近年では『Frida by Ishiuchi』等の傑作を刊行している石内都。本書は、石内の「接写シリーズ」の代表作。長い間うまくコミュニケーションが取れず、父の死を境にようやくわだかまりが溶け始めた矢先の母「都」の死。生前十分に会話ができなかった写真家が、母へのさようならを胸に、遺品の数々を写真に刻印した不朽の名作。母の旧姓「都」を写真家として名乗り、母の口紅の撮影を通じてモノクロームからカラー写真の新境地へと移行。親子の無言の会話が、娘そして写真家としての分岐点へとつながっていくファミリー・アルバム。
石内都 mothers
部数が少なく市場にほとんど残っていない
希少品です。
カバーにシミ等ございます。
落丁はございません
中古品にご理解ある方のみご購入ください。
以下説明文
日本を代表する女性写真家・石内都の写真集『Mothers』。複雑な家庭環境に育ち、異国の雰囲気漂う横須賀での青春、そうしたやるせない日々の喪失感を胸に撮影した『絶唱、横須賀ストーリー』、以降『APARTMENT』『連夜の街』と次々に代表作を発表、1990年以降は、対象を「街」「建物」から「ヒト」「モノ」へと変えて、それらが有する不可視の背景やストーリーを「接写」を通じて描写するスタイルで『1・9・4・7』『ひろしま』、近年では『Frida by Ishiuchi』等の傑作を刊行している石内都。本書は、石内の「接写シリーズ」の代表作。長い間うまくコミュニケーションが取れず、父の死を境にようやくわだかまりが溶け始めた矢先の母「都」の死。生前十分に会話ができなかった写真家が、母へのさようならを胸に、遺品の数々を写真に刻印した不朽の名作。母の旧姓「都」を写真家として名乗り、母の口紅の撮影を通じてモノクロームからカラー写真の新境地へと移行。親子の無言の会話が、娘そして写真家としての分岐点へとつながっていくファミリー・アルバム。
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